シングルマザーブログ

シングルマザー20年。辛かった過去の経験や現在の生活を語る雑ブログ。誰かの為になればいいな。

シングルマザー 貧困実態

シングルマザー歴20年、この世界のベテランですwwwうれしくねーwww

 

今日のお題は

「シングルマザーの貧困」

シングルマザーといえば、一人で働き生計を立てる生き物です。人一人の労働時間はある程度決まっているので、普通の一般人が一般企業で働く給料一人分しか稼ぐ事が出来ません。夫婦揃っていれば、片方が夜遅くまで残業したり、あるいは、二人で働いたり、様々な働き方が出来るので、収入が2倍になります。確かに、シングルマザーは、年収が少ないのです。

 

しかしシングルマザーには様々な制度があります。

児童扶養手当

自治体で規定はあるものの、だいたい所得制限の上限は同じです。つまり子供一人160万以上(手取り87万)で満額、365万以下で一部支給が二ヶ月に一度振り込まれます。子供一人満額は約4万程度、一部支給は15000円程度まで様々です。ちなみに、私は一時期子供3人扶養で月58000円貰えた時がありました。

「母子医療証」

自治体で規定はありますが、月々800円程度で、無料治療となります。つまり月始めに800円支払すれば、同じ月なら何日通っても無料となります。特に歯医者なんかは、高いのでシングルマザーは助かります。

就学援助制度

こちらは、子供が学校に通うさいの、給食費、入学準備品、遠征費用とやらが、援助されます。学校入学はカバンや制服なんかも10万程度かかるので、貰えるとほぼ無料となるのです。

「給付型奨学金制度」

審査が必要となりますが、高校進学、大学進学時に返さなくていい奨学金になります。全額学費をまかなえるものではありませんが、あるのと無いのでは、雲泥の差になります。シングルマザーであれば、必ず利用するべき制度です。

「無利子貸付制度」

自治体での決まりに従い、審査がありますが、引っ越し費用など、まとまったお金が必要な時に、母子家庭ならば、無利子で借りることが出来ます。

市営住宅優先」

夫婦揃っていれば所得制限により入れない、市営住宅の抽選に、シングルマザーであれば、枠が2つあり2回チャンスが与えられます。しかも、当選の優先順位が上位であり、すぐに入れる可能性があります。市営住宅の家賃は、住む物件により最低限の家賃が決まってますが(新築は少し高め)基本、世帯主の所得によるので収入が下がれば家賃が下がるのです。しかも、一般住宅に比べて、家賃が滞納しても、追い出される心配が無いです。

 

ちなみに、私は20歳の頃、旦那名義の市営住宅に応募。年齢が若すぎた為に優先順位が高くすぐに入居できました。家賃は2DKで8700円。しかし、旦那の不摂生により、それさえも払えず一年間家賃を滞納。強制退去になりましたが、強制退去の前に話し合いがあり、返事をかなり待ってくれていた。一般賃貸じゃ即アウトですよ。

「保育料無料」

3歳未満の保育料かなり高いんですよ。普通に家賃なみ。そんな保育料がシングルマザーは無料なんです。感謝しかありません。

「保育園優先」

こちらもまた、保育園の入所待ち優先順位がシングルマザーは高い。働かせなければならぬ現状があり、入所を優先にしてくれます。それでも決まらないときは、直接保育園に空きがないか、交渉する事も一つの手です。一般家庭は、まずは保育園を探す事から難関だと言われています。預けなければ、仕事ができません。

成人男性が一人一ヶ月生きていく最低限の生活費は、家賃など抜きで5万程度。

  • 食費
  • 光熱費
  • 車代
  • 通信費
  • 保険代

ざっくりあげて、生きてるだけでこのくらいかかるのです。

まとめ

下手に、所得の少ない旦那がいるより、シングルマザーで、限度額マックスで働き、児童扶養手当を貰う方が安定するし、良いです。所得の低い一般家庭とほぼ同等の生活を送る事ができることでしょう。